ライブ撮影を続けていると、いつの間にか増えているのが写真データです。
特にRAWで撮影していると、「まだ数回しか撮影していないのにパソコンの空き容量がかなり減っている……」ということもありますよね。
そこで候補になるのが外付けSSDです。写真を保存できるだけでなく、必要な写真を頻繁に開いたり編集したりする使い方とも相性がよく、コンパクトなモデルならライブ遠征にも持って行けます。
ただし、ライブ写真を保存するためだけに一番速くて高価なSSDを選ぶ必要はありません。
保存する写真の量・RAWを使う頻度・持ち運ぶかどうか・パソコン側の接続環境まで考えて選ぶことが大切です。
この記事では、ライブ写真の保存にSSDが向いている人、SSDとHDDの違い、1TB・2TBの選び方まで紹介します。後半では、ライブ写真用として検討しやすいSamsung T9 Portable SSDとSanDisk Extreme Portable SSDも比較します。
RAW写真が増えてパソコンの容量不足が気になっているなら、まずはSamsung T9 Portable SSDをチェックしてみてください。
ライブ写真は外付けSSDに保存するべき?
結論からいうと、ライブ写真を頻繁に開いたり編集したりするなら、外付けSSDは使いやすい保存先です。
特に次のような人は検討する価値があります。
- RAWでライブ写真を撮影している
- 連写するため1公演あたりの撮影枚数が多い
- パソコン本体の空き容量が少なくなってきた
- 保存した写真を頻繁に開いて編集する
- ノートPCと一緒にライブ遠征へ持って行きたい
例えば、撮影したRAWデータをすべてノートPCへ保存していると、ライブへ行くたびにストレージの空き容量が減っていきます。
不要な写真を削除して容量を確保する方法もありますが、「あとで編集するかもしれない」と考えるとなかなか消せませんよね。
外付けSSDを用意しておけば、PC本体のストレージだけに大量のライブ写真を抱え込まずに済みます。
ただし、ひとつ注意があります。
外付けSSDへ保存することと、写真のバックアップを取ることは同じではありません。
SSDも故障などで読み出せなくなる可能性はあります。この記事では外付けSSDの「選び方」に絞り、具体的なバックアップ方法については深掘りしません。

ライブ写真の保存にSSDが向いている4つの理由
RAW写真を大量に保存しやすい
ライブ撮影では、通常のスナップ撮影より撮影枚数が増えやすくなります。
推しがこちらを向いた瞬間や決めポーズ、ジャンプ、表情が変化する場面などを狙って連写すると、1回のライブでもかなりの枚数になることがあります。
さらにRAWはJPEGよりファイルサイズが大きくなりやすいため、ライブ撮影を続けるほど保存容量が必要になります。
外付けSSDなら1TB・2TB・4TBなどから必要な容量を選べるため、PC本体の容量が少ない場合にも対応しやすくなります。
写真の読み書きが速い
SSDのメリットとして分かりやすいのが読み書きの速さです。
保存してあるライブ写真を頻繁に開いたり、大量のRAWデータを扱ったりする場合、ストレージの速度は作業の快適さにも関係します。
ただし、商品ページに「最大○○MB/s」と書かれていても、常にその速度が出るわけではありません。
実際の転送速度は、SSD本体だけでなくパソコン側のUSB規格・接続端子・使用するケーブルなどにも左右されます。
高速SSDを購入するときは、パソコン側がその転送規格に対応しているかも確認しましょう。
小型でライブ遠征にも持って行きやすい
ライブ遠征が多い人にとって、外付けSSDのコンパクトさは大きなメリットです。
ノートPCとカメラ機材だけでも荷物が多くなりがちなため、保存用ストレージまで大きく重いと負担になります。
ポータブルSSDなら比較的小型の製品が多く、カメラバッグやPCケースへ入れて持ち運びやすいのが特徴です。
遠征先で写真を確認したり、撮影後にデータを移したりする人なら、容量や速度だけでなく本体サイズも確認しておきたいところです。
パソコン本体の容量を圧迫しにくい
ライブ写真をすべてPC本体へ保存していると、撮影回数が増えるほど空き容量が減っていきます。
特に256GBや512GB程度のストレージを搭載したノートPCでは、写真以外のファイルやアプリも保存するため、RAWデータを大量に残しておくのが難しくなる場合があります。
外付けSSDを写真用として使えば、ライブ写真の保存先をPC本体から分けられます。
「写真を残したいから、毎回PCの空き容量を気にする」という状態になってきたら、外付けSSDを検討するタイミングです。

写真保存はSSDとHDDどっちがいい?
外付けストレージを探していると、SSDとHDDのどちらを選ぶべきか迷いますよね。
ライブ写真を保存する場合も、どちらかが絶対に正解というわけではありません。
| 比較項目 | SSD | HDD |
|---|---|---|
| 読み書き速度 | 速い | SSDより遅い傾向 |
| 本体サイズ | 小型製品が多い | SSDより大きい製品も多い |
| 持ち運び | しやすい | 据え置き用途にも向く |
| 大容量の価格 | 高くなりやすい | 容量単価を抑えやすい |
| ライブ写真を頻繁に扱う | 向いている | 保存中心なら候補 |
保存したライブ写真を頻繁に開く、編集する、遠征先へ持って行くならSSDが使いやすいでしょう。
一方、大量の写真を低コストで保管することを優先するならHDDも候補になります。
今回の記事では、ライブ写真を保存しながら日常的に扱う人を想定して、ここから外付けSSDの選び方を詳しく見ていきます。
ライブ写真用外付けSSDで失敗しない5つの選び方
1.容量は1TBをひとつの基準にする
外付けSSDには500GB・1TB・2TB・4TBなど、さまざまな容量があります。
ライブ写真用としてこれから購入するなら、1TBをひとつの基準として考えると選びやすいでしょう。
| 容量 | 向いている使い方 |
|---|---|
| 500GB | JPEG中心・保存枚数が少ない |
| 1TB | 一般的なライブ写真・RAW保存 |
| 2TB | RAW大量撮影・複数公演の保存 |
| 4TB | 長期間にわたり大量のRAWデータを保存したい |
ただし、「1TBならRAWを○枚保存できる」と一律には決められません。
同じRAWでもカメラの画素数や圧縮方式などによってファイルサイズが異なるためです。
自分のRAWファイル1枚あたりの容量と、1回のライブで撮影する枚数を確認してから選ぶと失敗しにくくなります。
2.RAW撮影が多いなら2TBも検討する
現在必要な容量だけで決めると、思ったより早くSSDがいっぱいになることがあります。
特にRAWで連写する人は、今後増えていくライブ写真まで考えておきましょう。
「ライブ撮影はこれからも続ける」「過去の公演写真もまとめて保存したい」という場合は、最初から2TBを選ぶ方法もあります。
反対に、ライブごとに写真を厳選して不要なデータを整理する人なら、1TBから始めてもよいでしょう。
3.最大転送速度だけで決めない
外付けSSDでは転送速度が大きくアピールされていますが、数字だけを比較して購入するのはおすすめしません。
例えば高速なSSDを購入しても、パソコン側のUSB規格が対応していなければ、本来の転送性能を十分に活かせない場合があります。
ライブ写真の保存が主な目的なら、「一番速い製品」を探すよりも、自分のPC環境で使える速度なのかを確認することが重要です。
4.遠征で使うならサイズと耐久性も確認する
ライブ遠征へSSDを持って行くなら、携帯性も重要です。
カメラ、レンズ、予備バッテリー、ノートPCなどにSSDまで加わるため、できるだけコンパクトな方が扱いやすくなります。
また、バッグへ入れて持ち歩く機会が多いなら、メーカーが公表している耐衝撃性や防塵・防滴性能なども確認して比較しましょう。
5.接続端子と付属ケーブルを確認する
購入前に意外と忘れやすいのが接続方法です。
普段使用しているノートPCがUSB Type-C中心なのか、USB Type-Aも使用するのか確認しておきましょう。
SSD本体だけでなく、付属ケーブルやPC側の端子まで確認しておけば、「届いたけれど想定していた接続方法で使えない」という失敗を防ぎやすくなります。
ライブ写真におすすめの外付けSSD2選
ここからは、ライブ写真の保存用として検討しやすい外付けSSDを2モデル紹介します。
単純なスペックの高さだけではなく、RAW写真の転送速度を重視するのか、ライブ遠征での持ち運びやすさも重視するのかを考えて選んでみてください。
Samsung T9 Portable SSD|RAW写真を頻繁に扱う人向け
ライブ撮影後に大量のRAW写真を移したり、外付けSSDに保存した写真を頻繁に扱ったりするなら、Samsung T9 Portable SSDが候補になります。
特に「RAWで大量に撮影するので、転送時の待ち時間をできるだけ減らしたい」という人に向いたモデルです。
ただし、高速な外付けSSDではPC側の接続環境も重要です。
SSDだけ高性能にしても、使用しているパソコンや接続規格によっては性能を十分に活かせないため、購入前にPC側の仕様も確認してください。
SanDisk Extreme Portable SSD|ライブ遠征にも持って行きたい人向け
ライブ写真の保存だけでなく、遠征先へ持ち運ぶことも考えて選びたい人にはSanDisk Extreme Portable SSDが候補になります。
ポータブルSSDなので、ノートPCと一緒に持ち運びながら撮影データを扱いたい人にも使いやすいタイプです。
自宅だけで使用するのではなく、「遠征先でも写真を確認したい」「撮影後にデータを移したい」という人は、速度だけでなく携帯性も含めて比較すると選びやすくなります。
Samsung T9とSanDisk Extreme Portable SSDはどっちがおすすめ?
どちらを選ぶか迷ったら、ライブ写真をどこで、どのように扱うことが多いかを基準にすると決めやすくなります。
| 比較ポイント | Samsung T9 Portable SSD | SanDisk Extreme Portable SSD |
|---|---|---|
| おすすめの使い方 | RAW写真の転送や編集を快適にしたい | 保存した写真を遠征先にも持ち運びたい |
| 速度の考え方 | 高速な転送環境を活かしたい人向け | 写真保存と携帯性のバランスを重視する人向け |
| 携帯性 | 持ち運び可能 | 遠征など持ち歩く用途と相性がよい |
| 容量の選び方 | RAWが多いなら2TB以上も検討 | 撮影量に合わせて1TB・2TBなどから選ぶ |
| こんな人におすすめ | 速度を優先したい人 | 持ち運びやすさも重視したい人 |
自宅でRAW写真を頻繁に移動したり編集したりするなら、Samsung T9 Portable SSDを優先して検討しやすいでしょう。
一方、ライブ遠征が多く、ノートPCと一緒にSSDを持ち歩く機会が多いなら、SanDisk Extreme Portable SSDも有力な候補です。
どちらの場合も、容量や価格だけで決めず、使用しているPCの接続規格まで確認してから選んでください。
ライブ写真用SSDは1TBと2TBどっちを選ぶ?
外付けSSDを購入するときに悩みやすいのが、「1TBで十分なのか、それとも2TBを買った方がいいのか」という容量選びです。
ライブ写真の場合は、単純に撮影回数だけでなく、JPEGかRAWか、1公演で何枚くらい撮影するかによって必要な容量が大きく変わります。
1TBがおすすめの人
- 初めて写真保存用の外付けSSDを購入する
- JPEG中心で撮影している
- RAWを使うが撮影枚数はそれほど多くない
- ライブごとに不要な写真を整理している
- まずは予算を抑えてSSDを導入したい
現在PC本体に保存している写真がそれほど多くなく、今後も必要な写真を選びながら保存するなら、1TBから検討しやすいでしょう。
2TBがおすすめの人
- RAWを中心に撮影している
- 1公演で大量に連写する
- 高画素カメラを使っている
- RAW+JPEGで保存している
- 過去のライブ写真もまとめて保存したい
- 今後もライブ撮影を続ける予定がある
ライブ撮影を続けていると、SSDを購入した時点では十分だった容量が、数か月・数年後には足りなくなることもあります。
特にRAWを残しておきたい人は、現在の写真データだけでなく、これから増える分まで考えて2TBを選ぶのも一つの方法です。
自分に必要な容量を簡単に計算する方法
必要容量を判断するときは、自分のカメラで撮影したデータを基準にするのが確実です。
例えば、ライブ1公演分の写真データが50GBだったとします。
同じくらいの撮影量なら、単純計算で10公演なら約500GB、20公演なら約1TBです。
実際にはSSDの表示容量をすべて写真保存に使えるわけではありませんし、撮影枚数も公演ごとに変わります。そのため、ぎりぎりの容量ではなく余裕を持たせて選ぶ方が使いやすくなります。
「RAWだから2TB」と決めるのではなく、自分の1公演分のデータ容量を確認する。これが最も分かりやすい判断方法です。
外付けSSDを買う前に確認したい注意点
SSDだけに写真を保存すれば安心とは限らない
外付けSSDを購入すると、PCから写真を移しただけで安心したくなりますが、SSDも故障などによってデータを読み出せなくなる可能性があります。
特にライブ写真は、同じ瞬間をもう一度撮影することができません。
そのため、「外付けSSDへ保存した=バックアップ完了」ではないことは覚えておきましょう。
この記事では外付けSSDの選び方に絞っているため、具体的なバックアップ方法についてはここでは深掘りしません。
PCが対応していないとSSD本来の速度を活かせない
高速なSSDを購入するときに特に注意したいポイントです。
外付けSSDの実際の転送速度は、SSDだけで決まりません。
PC側のUSB規格や端子、ケーブルなどがボトルネックになると、高速モデルを選んでも期待していた速度が出ない場合があります。
「一番速いSSDだから安心」と考えるのではなく、購入前に使用しているPCの仕様とSSDの接続条件を確認してください。
容量は現在ではなく今後増える写真も考えて選ぶ
SSDを選ぶときは、今持っている写真だけで容量を決めない方がよいでしょう。
ライブ撮影を続ければ、新しいRAW・JPEGデータが公演のたびに増えていきます。
現在500GB程度の写真を持っている人が1TBのSSDを購入すると、思っていたより早く空き容量が少なくなる可能性もあります。
「今の写真を入れられるか」ではなく、今後1〜2年程度でどのくらい増えそうかまで考えて容量を決めると買い直しを防ぎやすくなります。
ライブ写真と外付けSSDについてよくある質問
ライブ写真はSSDに保存しても大丈夫?
ライブ写真の保存先として外付けSSDを利用できます。
特にRAW写真を頻繁に開いたり編集したりする人にとっては、読み書きの速さや持ち運びやすさがメリットになります。
ただし、SSDだけに大切な写真を残しておけば絶対に安全というわけではありません。保存先とバックアップは分けて考えましょう。
RAW写真の保存には何TB必要?
必要な容量は、カメラの画素数、RAWの形式、撮影枚数などによって変わります。
これから写真保存用SSDを購入するなら1TBをひとつの基準にし、RAWで大量に連写する人や複数年分を保存したい人は2TB以上も検討すると選びやすいでしょう。
写真保存ならSSDとHDDはどちらが長く使える?
「SSDとHDDのどちらなら必ず長期間データを守れる」と単純には決められません。
どちらにも故障やデータ消失の可能性があるため、大切な写真をひとつのストレージだけに依存するのは避けたいところです。
日常的に写真を開いたり編集したりするならSSD、大容量データの保管コストを重視するならHDDも候補として考えると分かりやすいでしょう。
外付けSSDに保存した写真を直接編集してもいい?
外付けSSDに保存した写真をPCから読み込み、そのまま編集する使い方もできます。
ただし、実際の快適さはSSDの性能だけでなく、PCの性能やUSB規格、接続方法、使用する編集ソフトなどにも左右されます。
RAW写真を外付けSSD上で頻繁に扱う予定なら、SSDの速度だけでなくPC側の接続環境も確認しておきましょう。
500GBではライブ写真の保存に少ない?
JPEG中心で撮影枚数が少なければ500GBでも使えます。
ただ、RAW撮影や連写を続けていると容量を消費しやすいため、これから新しく購入するなら1TBとの価格差も比較してみてください。
長くライブ撮影を続ける予定なら、購入時に少し容量へ余裕を持たせた方が買い替えの手間を減らしやすくなります。
まとめ|ライブ写真が増えてきたら用途に合った外付けSSDを選ぼう
ライブ撮影を続けてRAWやJPEGが増えてきたら、外付けSSDは使いやすい保存先のひとつです。
特に、PC本体の容量が足りなくなってきた人や、保存したRAW写真を頻繁に開いて編集する人には向いています。
容量で迷ったら1TBをひとつの基準にし、RAWで大量に連写する人や今後も長くライブ撮影を続ける人は2TB以上も検討してみてください。
また、SSDは転送速度の数字だけで選ぶのではなく、PC側の接続規格や持ち運びやすさまで確認することが大切です。
RAW写真を頻繁に扱い速度を重視するならSamsung T9 Portable SSD、ライブ遠征への持ち運びやすさも重視するならSanDisk Extreme Portable SSDという基準で比較すると、自分に合ったモデルを選びやすくなります。
ライブ写真は、あとから同じ瞬間を撮り直すことができません。容量不足を気にしながら撮影データを整理する状態になる前に、自分の撮影量に合った保存環境を準備しておきましょう。
RAW写真を頻繁に扱い速度を重視するならSamsung T9 Portable SSD、ライブ遠征への持ち運びやすさも重視するならSanDisk Extreme Portable SSDという基準で比較すると、自分に合ったモデルを選びやすくなります。
ライブ写真は、あとから同じ瞬間を撮り直すことができません。容量不足を気にしながら撮影データを整理する状態になる前に、自分の撮影量に合った保存環境を準備しておきましょう。

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