照明色に負けない！ライブ撮影のホワイトバランス完全攻略ガイド

撮影設定・テクニック

2025.09.18

地下アイドルやライブハウスで撮影していると、赤・青・緑などの照明色かぶりに悩まされることはありませんか？
「肌が真っ赤に写った」「青いライトで顔色が不自然」「照明が変わるたびに写真の色味が崩れる」──これはライブ撮影あるあるです。

この記事では、ストロボ禁止の会場でも使えるホワイトバランス補正術を徹底解説します。初心者でもすぐに実践できるカメラ設定から、編集段階での補正テクニックまで紹介します。

ライブ撮影でホワイトバランスが崩れる原因

このためライブ撮影ではホワイトバランスをカメラ任せにしないことが重要です。

カメラに搭載されている「白熱電球」「蛍光灯」「曇り」などをシーンに合わせて選択。
ライブ照明下では「白熱電球」が基準になりやすいです。

ライブ撮影におすすめなのはマニュアル設定（ケルビン指定）。
– 赤照明 → WBを3500K前後 – 青照明 → WBを6000K前後 – 緑照明 → WBを4500K前後として基準を作っておくと便利です。

JPEGでは色補正の幅が狭いですが、RAWなら後からWBを自由に調整可能。
ライブ撮影を続けるならRAW撮影は必須です。

照明に染まっていない白・グレー部分をクリックすると、一気に色かぶりが改善されます。

照明演出をすべて消すのではなく、肌色を自然に見せることを基準にするのがコツです。

ホワイトバランス補正は「色かぶりを消す」だけではありません。
あえて照明色を活かす表現も可能です。

ライブ撮影では、照明の色かぶりによって写真が崩れるのは避けられません。
しかし、ホワイトバランスを理解し活用すれば、肌色を自然に保ちつつ、演出の雰囲気を表現できます。