地下アイドルのライブで次に多いのが中規模会場(通称「中箱」)。キャパ300〜800人規模の会場では、小箱に比べて照明環境が良く、ステージ全体が見渡せる一方で、距離が遠くなるためレンズ選びと構図の工夫が必要です。この記事では、中規模会場で推しを美しく撮影するための設定とレンズ活用術を解説します。
中規模会場の特徴
- 照明が小箱より安定 → ISOを少し抑えられる
- 距離がある → 標準〜望遠レンズの出番
- 動きが大きい → シャッタースピード優先
- 立ち位置で画が変わる → 前方・中列・後方で構図が違う
おすすめ設定(中箱ライブ向け)
項目 | おすすめ設定 | 理由 |
---|---|---|
ISO感度 | 1600〜3200 | 照明が明るめのため小箱より低めでOK |
シャッタースピード | 1/320〜1/500秒 | ダンスやジャンプをブレずに止めるため |
絞り | F2.8前後 | 被写界深度を確保しつつ暗所にも対応 |
連写モード | 高速連写+AF-C | 激しいパフォーマンスに対応 |
おすすめレンズランキング(中規模会場編)
🥇 第1位
70-200mm F2.8|中箱の王道望遠ズーム
ステージ全体から推しのバストアップまで幅広く対応できる万能ズーム。F2.8通しで暗所にも強く、中箱での鉄板レンズです。
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🥈 第2位
85mm F1.8|ポートレート調に推しを切り取る
遠目から推しの表情や上半身を抜きたい時に最適。F1.8の明るさで背景を美しくボカせます。中列〜後方におすすめ。
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🥉 第3位
50mm F1.8|コスパ最強の定番単焦点
前方で使うと全身+表情が映える万能画角。中列ではやや遠いが、明るさと描写力で初心者に人気の一本です。
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撮影ポジション別のおすすめ構図
- 前方:50mm単焦点で全身+背景をシンプルに切り取る
- 中列:85mmで表情を強調しつつ、背景をボカして演出
- 後方:70-200mmでアップを狙う or 70mm側で全体を残す

まとめ:中規模会場は距離とレンズの使い分けが鍵
- 中箱では70-200mm F2.8が万能レンズ
- 85mm単焦点で表情重視のカットを狙える
- 前方なら50mmで手軽に撮影可能
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