地下アイドルやライブ撮影では、一度きりの瞬間を撮影するためデータの管理が何よりも重要です。
「カードがいっぱいになって撮影できなかった」「データが破損して復旧できなかった」というトラブルは、実際によく起こります。
この記事では、ライブ撮影に適したSDカード選びとストレージ管理術を解説します。

なぜSDカード選びが重要なのか?
- 書き込み速度:高速連写や4K動画撮影にはUHS-II以上が必須
- 容量:RAWで撮影するなら64GB以上、できれば128GB
- 信頼性:安価なノーブランドはデータ破損リスクが高い
特にアイドルライブでは「高速連写+RAW保存」が基本なので、書き込み速度が遅いカードは致命的です。
ライブ撮影におすすめのSDカード規格
規格 | 速度 | 特徴 |
---|---|---|
UHS-I | 最大104MB/s | コスパ良し。入門用におすすめ |
UHS-II | 最大312MB/s | 高速連写・4K動画対応。ライブ撮影向け |
CFexpress | 最大1,700MB/s | ハイエンド機向け。プロ仕様 |
おすすめSDカードTOP3
商品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
SanDisk Extreme PRO UHS-II 128GB | 約2.5万円 | 高速連写対応。信頼性が高くプロ定番 |
Lexar Professional 2000x UHS-II 128GB | 約2万円 | コスパ良好。RAW撮影でも安心の書き込み速度 |
ProGrade Digital SDXC UHS-II 128GB | 約2.2万円 | 動画・RAW連写に強い。耐久性も高い |
ストレージ管理術:データを守るための習慣
1. 撮影後はすぐにバックアップ
ライブ終了後、帰宅途中のカフェなどでノートPCやポータブルSSDにバックアップを取りましょう。
おすすめは2重保存(SDカード+外部ストレージ)です。
2. フォルダ整理を徹底する
「日付+イベント名」でフォルダを作成すると、後で探しやすくなります。
例:2025-08-30_渋谷クラブクアトロ_〇〇ライブ
3. 長期保存はHDD+クラウド
- 外付けHDD:大容量を低コストで保存可能
- クラウド:災害や盗難対策。Google Drive / Dropbox / Amazon Photosなど
おすすめストレージ機器
- SanDisk Extreme Portable SSD(1TB 約2万円):高速&コンパクトで遠征にも便利
- WD Elements HDD(4TB 約1.2万円):コスパ最強の大容量ストレージ
- Synology NAS:自宅でクラウド環境を構築可能
リンク
ライブ撮影でのSDカード運用のコツ
- カードは複数枚持つ(64GB×2や128GB×2が安心)
- 満杯になる前に交換(データ破損リスクを下げる)
- 定期的に買い替える(寿命はおおむね2〜3年)
まとめ:データ管理は撮影技術と同じくらい大切
ライブ撮影では、最高の瞬間を残してもデータを失えば意味がありません。
高速で信頼性のあるSDカードを選び、撮影後は必ずバックアップを取りましょう。
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